貧血について

貧血症状は血液の赤血球に含まれる、ヘモグロビンの量が減って、体中が酸素不足になる状態です。

赤血球の仕事は、赤血球にあるヘモグロビンを使って

酸素を取り込み、体の細胞(60兆個)隅々にまで酸素を運び、細胞(60兆個)から

二酸化炭素を肺に運び、体外に排出する仕事もします。

血液は骨髄で誕生し、その寿命は120日ほどで一日に赤血球全体の0.8%が死滅しています。

ですから、毎日、血液を誕生させないと大変!!

おもに「眠っている間」、一生懸命、骨髄から誕生させています。

睡眠中の大切な仕事は、血液を作ることでもあります。

良い睡眠(睡眠モードの副交感神経の働きで、睡眠が導かれ眠り込んでいる状態)が、出来ていないと

寝不足がつづき、体は古い血液を使いまわします。

そのため、血液検査でひっかかるほど、血液が疲れてきます。

そうです、顔色を見れば貧血がわかるのはこのためです。

顔色は血液の色で、正確に言えばヘモグロビンの色です。

貧血の人は、ヘモグロビンの量が少なくなっていますので、赤みが減って顔色が良くないのです。

眼の下の「くま」も血液の色で、新しい血液が(良い睡眠)によって、作られず。

酸素不足した古い血液が使いまわしされているためです。

貧血の人が肩こり、頭痛、腰痛でマッサージに行くことの多いのもそのためかも・・・。