貧血つづき、胎児の造血

胎児のころ、血液はどこで作られるのでしょう。

妊娠2週で胎児の赤血球は、血管の中で作られます。

8週になると、肝臓内で赤血球がつくられ、白血球や血小板も作られるようになります。

その後、脾臓やリンパ節でも造血が行われるようになり、

そのピークは妊娠5ヶ月くらいまでで、

それ以降は、出生後と同じように骨髄が造血の中心になります。

なお肝臓の造血機能は、生まれる直前までつづきますが、出生後は完全に骨髄が中心になります。