脳を効率よく動かすには

人の脳には、1,000億以上の神経細胞ニューロンがありすべて数えるには3,000年もかかります。

人間の脳は成人で1200~1500gグラム、体重の2~2.5%パ―セントほどの臓器です。

1日5000kcalキロカロリ―のエネルギーを消費します。

脳には1分間に、血液全体の30パ―セントに当たる750ミリリットルの血液が流れています。

血流が3分間止まると神経細胞ニュ―ロンは死滅し、後に残るのはグリア細胞になります。

グリア細胞とは、神経細胞ニューロンを囲んでその役割をサポートする役目を果たしている細胞。

神経膠細胞ともいわれています、

神経の中で神経細胞ニューロンの隙間を埋め、それらニューロンの代謝を促している細胞。

ある程度の再生能力があり、脳実質の障害に対する修復に重要な役割を果たしています。

グリア細胞には、神経細胞が減少して脳が萎縮するなどの変化を補う機能があるといわれています。

脳を効率よく動かすには、「活性化」するとして、健康食品、音楽、音読、暗算、視覚刺激、笑いなどが取り上げられますが、

脳は、それぞれ異なる機能をもつ、たくさんの脳領域が協調して形づくっている協調システムです。

だから、もし一部の脳機能だけを突出させても、

システムとしての全体のバランスを壊してしまい、全体としての脳機能は低下することになります。

脳というシステムをうまくつかうのに一番大事なのは、まずバランスを取ること。

脳を効率よく動かすには、

体の一部の脳であると考え

まず、からだ全体の血流をよくすること、そうすれば脳の血流もよくなり、

脳も効率よく動いてくれます。