胃酸の効用と薬

ピロリ菌を抑えているのが胃酸です。

加齢でピロリ菌が増えるのは、

実は胃酸が減るからです。

逆にピロリ菌を殺す場合は、

胃酸を抑える薬で

胃の表面におびき寄せて油断させておいて、

抗生剤で一気にピロリ菌を退治します。

抗生剤を嫌う人がいますが、

細菌による肺炎の場合は

抗生剤が必要です。

しかし、抗生剤は風邪には無効と

WHO(世界保健機関)は言っていますし、

二次感染の予防にもならないと発表されています。

風邪で抗生剤が処方されるのは、

医師が肺炎か風邪か診断がつかないからのようです。

風邪なのに漫然と抗生剤を飲むと、

1日飲んだだけで腸内の

善玉菌が死んでしまうので、

結果的に免疫力が下がり、

風邪が長引くような事も起こっているようです。