今までの、WHO ( 世界保健機構 ) による健康の定義
●健康とは、
単に病気でないとか身体が弱くないということではなく、
何事も前向きな姿勢で取り組めるような、
肉体的、精神的及び社会的に完全に調和のとれた状態である。
●これからの健康観は、
1998年WHO(世界保健機関)委員会において、従来の健康の定義を見直す動きがありました。
●これまで『健康とは、単に疾病または虚弱でないばかりでなく、
身体的、精神的および社会的に安寧な状態である』と定義づけられていたものから、
●これからは、『健康とは、単に疾病または虚弱でないばかりでなく、
肉体的、精神的、霊的(スピリチュアル)および社会的に完全に良好な力動的状態を指す』
と改めようという提案でした。
●ここに、“霊的健康”という概念が盛り込まれたのです。
これは、人間を身体、心、そして魂という三つの全体として見ていこうとする新たな視点が求められたものであり、
霊性というものが非科学的な言葉ではないということが裏付けられたとも言えるでしょう。
●このような定義によると、完ぺき主義的な健康は存在しない!?