急激な温度変化の気温差5度は危険サインです。
温度変化は身体に大きな負担を招きます。
とくに、前日との気温差が大きい場合は、さらに大変です。
季節の変り目になると、最高気温や最低気温が前日と比べ大きく上下することがあります。
5度の差というのは、肌で明確に感じるほどの温度差ですが、身体の生体機能にかなりの
負担がかかります。
身体の機能は、寒いとか暑いとか体感すると、気温の変化から体温を守るため、体内で体
温作りの活動がかなり活発なります。
健康な身体であれば、皮膚が外気温を感知し、脳に指令を送り、体温維持のための対応
がスムーズに進みます。
実際には、その時の体の疲労度や低体温により、身体活動はさらに激しくなります。
生体機能だけで対応しきれない状態になると、暖かい飲みものを飲むとかの行動で温度の
調節をするようしましょう。
そして、身体は季節の移り変りに合わせて、徐々に寒さにも馴れていきます。
しかし、寒さに馴れきらないうちに5度ほどの急激な気温の上下が頻発すると、
「脳卒中」「脳梗塞」「心臓発作」の危険性が高まると言われています。
温度差は、前日との比較ばかりでなく、その日一日でも朝と晩では大きく異なる場合があ
り、
また、家の中でも場所により室温の急変に注意が必要です。
また、当日の最高気温と最低気温との差(日較差)が大きく開くことがあります。
日中は暖かかったのに、夕方になると急に冷え込み、差が10度近くになる場合もありま
す。
こうした変化は、季節の変わり目には頻繁に起きます。
これらの気温変化だけがすべての原因ではありませんが、そこに至るまでの生活習慣と関
連づけてとらえる必要があります。
ですから、前日との最高気温の上下が5度以上である場合は、
生活習慣である、良い睡眠、温かい体を心がけて、
季節の変わり目の,急激な温度変化で体調を崩さないようにされてください。